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☆2回目☆ AED(自動体外式除細動器)・救命講習 [日記]

平成21年11月8日(日)、鎌倉消防署 深沢出張所にて、
AED(自動体外式除細動器)・救命講習会
を受けました。
http://dararilaazu.blog.so-net.ne.jp/2010-01-10-1

2年に1回は、講習を受けなおし、免許の更新をして欲しいとのお話がありましたが、
体調が整わず、受けっぱなしになっておりました。

会社の夏季休暇の最初、暑さのため熱中症が心配でしたが、勤務地でもあったため、
平成25年8月9日(日)、大船消防署 玉縄出張所の救命救急士の方によって、
玉縄青少年会館にて、再度、普通救命講習を受けなおしました。

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記憶障害を持つ自分の復習のためにも、記事にて紹介します。

配布書類は3種類。
救命講習テキスト
病状パンフレット
熱中症予防のパンフレット

3時間の講習のうち、最初の1時間で、症状等について講義形式で学び、
男性3人、女性3人という少人数のため、
残り2時間は実技とし、体で救命方法を覚えました。

―講義編―

急変した傷病者を救命し、社会復帰させるために必要となる一連の行いを
「救命の連鎖」
というそうです。

「救命の連鎖」には、
1、予防 2、早期認識と通報 3、一次救命処置 4、二次救命処置と心拍再開後の集中治療
の4つがあり、最初の3つに、現場に居合わせたわたしたち市民がかかわり、
傷病者の命にかかわります。

初期症状に気付き、心肺停止を予防することと、
救急車の適正な利用との間で矛盾があるとのお話しでした。

成人を対象にした講習でしたので、癌とともに日本人の三大死因となっている
1、急性心筋梗塞
2、脳卒中
の初期症状について学びました。

1、急性心筋梗塞とは…

心臓に血液を送っている血管が血の塊(血栓)で詰まってしまう病気のことで、

すぐに「胸が痛くなる」と思い浮かびましたが、
放散痛といって、必ずしも「胸」だけでなく、肩が痛んだり、胃が痛んだりもするそうです。

また、「不整脈」を起こすこともあり、
1分間に60-80の脈が速いと120以上、遅いと50以下になります。

高齢者や、糖尿病患者は痛みに気付きにくく、痛みに弱いということもあります。

また、心臓疾患をお持ちの方は、尋常じゃない冷や汗をかくそうです。

急性心筋梗塞は、発症後、2時間がタイムリミットです!

2、脳卒中とは…

脳の血管が血栓で詰まったり、動脈硬化を起こす病気で、

症状として、簡単な物が持てない、顔がしびれる、平衡感覚がなくなる、右にかたむく、頭痛
などがあげられます

高血圧の方は、脳出血を起こすことが多く、致死率の高い病気です

心筋梗塞とは、また違い、脳卒中の場合、再出血を防ぐことも求められます
救急隊の方も、傷病者への刺激を減らすことを求められ、
「救急車のサイレン」や「瞳孔へのライト」を出来ればやめて頂きたいと
お医者さんに言われるそうです

また、大動脈かい離と言って、動脈が裂けた場合、背中に痛みが走るそうです

片手が冷たくなるのも、初期症状のひとつです

脳卒中は、発症後、3~4時間がタイムリミットです!

―実技編―

<救急蘇生法の手順>

傷病者の発生、発見

①周囲の安全の確認 
…傷病者に適切な処置を施すためにも、また、処置を施す自分の身を守るためにも、必要です

②反応があるか 
…両手で傷病者の肩を3回叩きながら、同時に、耳元で「大丈夫ですか?」と、3回、だんだんと声の音量を上げ呼びかけて、反応を見ます

(以前の講習:片手で傷病者の額に触れ刺激を与えながら、もう片方の手で傷病者の肩を叩きながら、)

両肩になったのは、初期症状で学んだように、片側にしびれが発生し、
片方の肩では触れても反応が無い場合があるからです

反応がある場合→応急手当を施します

反応がなしの場合

③119番通報、AEDの手配 (以前の講習:大声で叫ぶ) 
…(以前の講習:「人が倒れています!誰か助けてください!」手を大きく振りながら、何度でも繰り返します)
そして「(”あなた”)119番通報してください」「(”あなた”)AEDを持ってきてください」と周囲にいる人の目を見て、(必ず”あなた”と指名して)指示を出します
周囲に助けを求められない場合は、自分自身で119番通報をすることを優先します

パニックの中、「救急車」と言うより、「119番」と具体的に言った方がいいそうです

④気道を確保し、呼吸をみる
…(以前の講習:左手は傷病者の額に手をおき、そろえた右手の人差し指と中指であごを上げるように気道を確保してから、「1、見て 2、聞いて 3、感じて 4、5、6、7、8、9、10」と)
10秒以内に口と胸等を目視で傷病者が呼吸しているかを確認します

10秒以内で迷うような場合は「呼吸していない」とみなします

また、呼吸している場合や死戦期呼吸(あえぎ呼吸)は「呼吸している」とみなし「回復体位」
にして様子を見守りながら救急隊の到着を待ちます

この10秒でこれから胸骨圧迫を行う自分のこころも落ち着けます


(以前の講習での手順:
⑤普段どおりの呼吸をしていない場合

⑥胸が上がる人工呼吸を2回(省略可能)
…気道を確保したまま、額を押さえている方の手の指で傷病者の鼻をつまみ、空気が逃げるのを防いで、傷病者の胸が上がるのが目視で確認できるまで、約1秒間かけて息を吹き込みます
(省略可能)というのは、「口対口」のため、嘔吐した場合や出血した場合、その他、感染がありえるからです
人工呼吸の効果とは、吹き込んだ空気により、血液が流れるようにするためです



⑦胸骨圧迫30回+人工呼吸2回をくりかえす
・AED(自動体外式除細動器)を装着するまで
・専門家に引き継ぐまで
・傷病者が動き始めるまで
…圧迫は強く、速く、1分間に100回のリズムで、絶え間なく、30回まで続けます
圧迫解除は胸が4~5cmほど沈みしっかり戻るまで
そして30回の後には2回の人工呼吸を この「30:2」を続けていきます

(以前の講習:もし、経験者がいて2人でできることがある場合は、「30:2」を5サイクル、2分間ごとに交代します)

胸骨圧迫をする場所は「胸の真ん中」(乳頭と乳頭を結ぶ線の真ん中)に、右手の手のひらを当て、その上に左手を組んで、姿勢を正して、胸骨圧迫時にひじが曲がらないようにします
姿勢が大事なのは、効果的な胸骨圧迫ができるためと、ひじが曲がった無理な姿勢では、すぐに疲れてしまうためです

⑧AED(自動体外式除細動器)装着
…運よくAED(自動体外式除細動器)が到着しても、確認事項はあります
「かきくけこ」と覚えるそうです

「か」…
・傷病者の体が濡れている場合、タオルなどで胸を拭いてから電極パッドを貼ります
「き」…
・ネックレスやブラジャーなどの貴金属は外します
「く」…
「け」…
・胸毛の多い場合、予備の電極パッドで胸毛をはがすか、AED(自動体外式除細動器)に入っている”レスキューセット”のカミソリで胸毛を剃ってから電極パッドを貼ります
「こ」…
・心臓にペースメーカーをつけている方は、目視で埋め込んでいる場所が分かります、その場合、電極パッドをペースメーカーから2~3cm以上離して貼ります

これらの確認事項はすべて「電気ショック」による「電気」を逃がさないためです
確認後、それぞれの機種によりますが、AED(自動体外式除細動器)の音声メッセージに従います

⑨心電図解析
…AED(自動体外式除細動器)の音声メッセージに従い、電極パッドを付けた直後すぐに始まります
その際は「心電図を測っています。体から離れてください。」と周囲の人たちに呼びかけます

電気ショックが必要な場合
⑩ショック1回
…AED(自動体外式除細動器)は「心電図解析」により、ある2種類の波形のときのみ「電気ショック」を与えます
AED(自動体外式除細動器)があれば、万能というわけではないのです
1度「電気ショック」を与えた後は充電しますし、充電してもその波形にないときは放電します

あくまで人の手による胸骨圧迫が頼みの綱なのです

AED(自動体外式除細動器)による「電気ショック」の際も、自分を含め、傷病者の「体から離れてください」と呼びかけ感電を防ぎます

その後ただちにAED(自動体外式除細動器)を装着したまま、胸骨圧迫30回+人工呼吸2回を再開
5サイクル(2分間)

⑨へ救急隊の到着まで繰り返します

また、AEDが運よく届いた場合に、持ってきてくれた方に
「AED使えますか?」
「胸骨圧迫を代わってください」
というシチュエーションでもやってみました

この場合、胸骨圧迫を自分が続けながら、AEDの使い方を指示した方が
より効果的ではないかと議論になりました

救急車が要請を受けて現場に到着するまで、鎌倉市の平均7分(以前の講習:約5分)
傷病者を救命するためには、この約7分(約5分間)がかげがえのない時間です

4年ぶりの胸骨圧迫でしたが、玉縄の救命救急士の方に、
「体が覚えてましたね」
とほめられました
救命救急士の方でも生身の人間に胸骨圧迫を初めてしたときは
「とまどい」があったそうです

<異物除去の手順>

①首を絞めるような、サインを見つけます

②「声が出ますか?」と聞きます

声やあえぎ声が出せるようであれば、異物が詰まっている箇所に、「隙間」があるという証拠です

③対処法には2通りあります

●腹部突き上げ法…右手でぐーをつくり、左手でつつみ、腕を回し、みぞおちから、上に引き上げます
注意:女性の場合、妊娠の可能性もあるため、妊婦さんには決してやらないでください

●背部叩打法…口を開けさせ、斜め前に倒れかけさせ、背中を下から上へ突き上げるように叩きます

<止血法の手順>

人工呼吸でも止血でも、頭においておかなければならないのは、
「自分の身を守ること=感染を防ぐこと」です

止血でも自分の手をビニール袋やサランラップ等で覆い、血液による感染を防ぎます

出血には二種類あります
●動脈出血…心臓の動きに合わせ、どぴゅどぴゅと出血します
●静脈出血…じわじわと出血します

「清潔な」手ぬぐい、タオル、等で強く押さえます
ティッシュは止血後、乾いたら「異物」となり、傷病者の方がえらい痛い目にあうそうです

患部を押さえても出血がおさまらないときは、最後の方法として、
患部の上の血管をしばり、心臓からの血液の流れを抑えます

<回復体位の手順>

①倒れている人を傾ける方の下の腕(自分側)を上に伸ばします

②反対の手を上げた腕の方の肩にかけます

③倒れている人を傾ける外側の足のひざを立てます

④倒れている人を受け止めるために自分の片足を膝立てます

⑤肩にかけた腕の方の肩と膝立てた膝を持ち、「てこの原理」で転がします

⑥上にあげた腕、肩にかけた手をあごの下に置き、嘔吐に対応します
膝かけた足はそれ以上ひっくり返らないようにつっかえ棒のように固定します

<傷病者をひとりで移動させる手順>

①傷病者の腕を曲げさせます

②その曲げた腕を後ろわきからひっぱるように「クロス」させ、ひきずります

注意:腰を痛めるのでおすすめできないとのことでした

夢にまでみた終了証。

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ですが、これでおしまいというわけではありません。
最寄り駅はもちろんのこと、常にAED(自動体外式除細動器)の位置は確認しておき、
救命講習も定期的に受ける必要があります。

また、わたしの場合、「パニック障害」も乗り越えなければなりません。
いつか、消防署の方と相談して、「上級講習」を受けたいと思っています。

今回、消防署の方から言われたこと…
わたしたちの救命処置は「法的に守られている行為」であること
中には、高価な服を切られた、貴金属を壊されたと請求された場合もあるそうですが、
「緊急避難」で裁判沙汰にはなりません
なにより命には代えられません

嬉しかったことは、胸骨圧迫をほめられ、終了証をもらったことよりも
SNSでAED講習を受け、「ご褒美スタバ」と投稿したら、
その投稿をご覧になった方もAED講習を受けたとのこと

「救命講習の連鎖」が広がったことです

「知る」ことで命を救える
「伝える」ことで命を救える
「勇気を出す」ことで命を救える

あなたの3時間をください
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